しがそうカラム

ICT人材をどう確保しているか

企業が生産性向上のためにデジタル化等を進める上で、ICT関連の知識がある人材(以下、ICT人材)が必要になります。
ここでは、企業がICT人材をどのように確保しているのかを、総務省の調査結果からみていきます。

半数が人材不足に

調査結果から企業におけるICT人材の過不足状況をまとめると、表1のとおりです。
総務省「令和2年通信利用動向調査(企業編)」より作成
足りていない割合は回答企業の過半数に達しました。足りている割合は15.2%で、社内には必要ないとする割合は14.4%ありました。
なお、足りていない人材ではネットワーク技術者が最も多く、次いでシステム開発技術者、IoTシステムを含むセキュリティ人材となっています。

人材確保の手段

ICT人材が足りていない企業は、どのように確保しているのでしょうか。
企業規模別にICT人材の確保手段をまとめると、表2のとおりです。
総務省「令和2年通信利用動向調査(企業編)」より作成
全体では外部へ業務委託(国内)が53.5%と最も高くなりました。次いで、社内で人材育成が41.2%、経験者採用が38.3%などとなっています。100 ~299人規模も同様な結果です。300人以上規模では、経験者採用の割合が社内で人材育成よりも高い状況です。
現在、コンピュータウイルス等による被害が増えており、自社だけでなく取引先も含めた事業の中断に追い込まれる事態も発生しています。ICT人材が不足している企業は、対応を進める必要があるでしょう。

総務省「令和 2 年通信利用動向調査(企業編)」

HR202000_002.pdf (soumu.go.jp)
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