しがそうカラム

2020年の年末賞与支給状況を振り返る

コロナ禍で2度目の年末賞与の支給時期を迎えます。
ここでは賞与支給の参考資料として、厚生労働省の調査結果から、産業別に2020 年の年末賞与支給労働者1人平均支給額(以下、1人平均支給額)などをご紹介します。

支給事業所数割合は低下

厚生労働省の調査結果によると、事業所規模別に2020年の年末賞与1人平均支給額などをまとめると下表のとおりです。
全体の結果である調査産業計をみると、5~29人が前年比1.6%減少の26.9万円、30 ~99人が同0.1%増の35.1万円となりました。
きまって支給する給与に対する支給割合(以下、給与に対する支給割合)は、5~29人が0.99ヶ月、30~99人が1.15ヶ月で、2019 年と同程度となっています。
支給事業所数割合は5~29人が66.8%、30~99人が89.0%です。2019年は5~29人規模が70%を、30~99人規模が90%を超えていましたので、低下していることがわかります。

産業や規模で異なる状況に

産業別の状況をみると5~29人では、2万円台から60万円台、30~99人では2万円台 から70万円台と、金額に大きな開きがあります。前年比もどちらの規模も100%を超える増加がある一方で、50%を超える減少がみられます。
給与に対する支給割合では、2ヶ月を超える産業はありませんでした。
支給事業所数割合は、30~99人では100%の産業がある一方、どちらの規模も30%台の産業がみられる結果となりました。
今年の年末賞与はどのような結果になるでしょうか。

厚生労働省「毎月勤労統計調査」

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