しがそうカラム

情報セキュリティ10大脅威と被害の状況

情報セキュリティに関する事件や事故は、日々さまざまな形で発生しています。
ここでは、今年1月に独立行政法人情報処理推進機構(以下、IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威2022」と、企業の実際の被害状況に関する総務省のデータをみていきます。

ランサムウェアが1位に

2021年に発生した社会的に影響が大きかったと考えられる情報セキュリティにおける脅威を、組織向けと個人向けに分けてIPAがまとめたものです。
そのうち、組織向けの情報セキュリティにおける10大脅威は、表1のとおりです。

1位のランサムウェアによる被害は、感染するとパソコンやサーバ内に保存しているデータが勝手に暗号化され、使用できなくなったり、端末自体が操作不能になったりします。
そして、この暗号化などの制限を解除するために身の代金を要求されるのが特徴です。
その他、標的型攻撃やテレワーク等を狙った攻撃も上位になっています。

50%以上が被害に

次に総務省の調査結果から、情報通信ネットワークやインターネットを利用している企業における、セキュリティ侵害の状況をまとめると、表2のとおりです。
何らかの被害を受けた割合は、50%を超えました。
被害の内容では、標的型メールが送られてきた、ウィルスを発見又は感染が30%を超えました。

自社に適した対策を

情報セキュリティ対策は、自社の状況に適した対策を講じる必要があります。
IPAでは、WEBサイト上で中小企業などに向けたセキュリティ対策情報を提供しています。こうしたサイトなども確認されてはいかがでしょうか。

独立行政法人情報処理推進機構「情報セキュリティ10 大脅威 2022」

情報セキュリティ10大脅威 2022:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

総務省「令和 2 年通信利用動向調査(企業編)」

HR202000_002.pdf (soumu.go.jp)
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