しがそうカラム

テレワーク導入企業におけるテレワークの利用割合

2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、テレワークを導入する企業が増えました。
導入した企業の中では、どの程度の人が実際にテレワークを行っていたのでしょうか。
ここでは、2020年10月に発表された調査報告書※から、テレワーク導入企業における全従業員に対するテレワークの利用割合をみていきます。

テレワーク導入割合は30%に届かず

テレワーク導入企業の割合をみると、新型コロナウイルス対策のために導入した割合が22.3%、従前から導入している割合が6.6%、合計で28.9%でした。
導入していない割合の方が高い状況です。

全従業員の5%未満が最高に

テレワーク導入企業における、これまで最も多くテレワークが利用された日で、全従業 員のうちどのくらいの割合がテレワークを利用したかを業種別にまとめると、下グラフのとおりです。
全体の結果をみると、5%未満とする回答が21.9%で最も高くなりました。

業種別にみると、建設業、製造業、運輸・郵便業、卸売・小売業、サービス・その他は5%未満の割合が最も高くなりました。
一方、金融・保険業と情報通信業は80%以上の割合が最も高く、不動産業は30~50%未満と50~80%未満が最も高くなりました。
テレワーク導入企業でも、テレワークの利用割合は低い業種が多いことがわかります。

この冬は、新型コロナウイルスの流行が懸念されており、予防のためにテレワークを導入する企業が増えることも考えられます。

※総務省「テレワークセキュリティに係る実態調査(1次実態調査)報告書」

総務省|テレワークにおけるセキュリティ確保 (soumu.go.jp)

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