しがそうカラム

コロナ禍における入・離職状況

新型コロナウイルスの感染が長期化し、企業経営にもさまざまな影響を与えています。
ここでは、8月に発表された調査結果から、2020年の産業別の入・離職状況をみていきます。

離職が入職を上回る

調査結果によると、2020年の年間入職者数は約710万人(入職率13.9%)、離職者数は約727万人(離職率14.2%)で、離職者数が入職者数を上回りました。
これは2011年以来のことです。
直近10年間の入職率と離職率の推移は下グラフのとおりです。

産業別の入・離職状況

次に2020年の産業別の入・離職率と入職超過率をまとめると、表のとおりです。
サービス業が26.9%で、20%を超えています。
その他、サービス業(他に分類されないもの)、教育,学習支援業、生活関連サービス業,娯楽業では、入・離職率ともに15%を超えました。
入職超過率は入職超過になった産業が7、離職超過が6となりました。最も高いのは、情報通信業の5.4ポイントで、最も低いのは、生活関連サービス業,娯楽業のマイナス2.6ポイントでした。

地域によって新型コロナウイルスの感染状況や経済状況は異なりますが、この結果からは、サービス関連産業で離職超過の状態が多くなっています。

令和2年雇用動向調査結果の概要|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

厚生労働省「令和 2 年雇用動向調査結果の概要」

会社概要はこちら
お電話でのお問合せ
メールでのお問合せ
初回ご相談 無料 初回ご相談無料 業務提携をご希望の方へ 事業再構築補助金申請サポート
初回ご相談 無料 初回ご相談 無料 業務提携をご希望の方へ 事業再構築補助金申請サポート

初回のご相談は 無料 です。まずはお気軽にご相談ください。


電話
あなたの疑問にお答えします